BASEなら、専門的なプログラミング知識がなくてもネットショップを開設できます。ただし、登録前にショップURLや必要情報を確認せず進めると、「URLを変更したい」「公開できない」「想定より手数料がかかった」といった問題が起こりやすくなります。
この記事では、BASEでショップを作る前の準備から、アカウント登録、商品・決済・デザイン設定、公開確認までを初心者向けに順番に解説します。費用や注意点もまとめているので、登録前の確認表としてお使いください。
※料金・仕様は2026年7月時点の公式情報をもとにしています。最新情報はBASE公式サイトでご確認ください。
BASEとは?
BASEは、決済機能、ショップデザイン、商品管理、アクセス解析など、ネットショップ運営に必要な機能をまとめて利用できるサービスです。プログラミングを使わずに始められるため、個人の作家、小規模ブランド、初めてオンライン販売に取り組む事業者にも検討しやすい選択肢です。
無料で始められることだけで判断せず、売上に応じた手数料、必要な機能、将来の販売規模まで確認することが大切です。
BASEでネットショップを作る前に準備するもの
登録用メールアドレス、ショップ名とURL候補、運営者情報、商品名・価格・説明文・在庫・送料、商品画像とロゴ、利用したい決済方法を準備します。とくにショップURLは慎重に決めましょう。BASEで開設時に登録したURLはあとから変更できません。
BASEでネットショップを作る7つの手順
STEP1:アカウントを登録する
登録画面でメールアドレス、パスワード、ショップURLを入力します。登録後、届いたメールを確認してメール認証を完了してください。
STEP2:運営に関する情報を入力する
ショップ運営者の氏名、所在地、電話番号などを登録します。入力内容は「特定商取引法に基づく表記」に表示されるため、販売条件と一致しているか確認してください。
STEP3:決済方法を選択する
BASEかんたん決済の利用申請を行い、利用する決済方法を選びます。クレジットカード、コンビニ(Pay-easy)、銀行振込、キャリア決済、Amazon Pay、PayPal、PayPayなどに対応しています。条件によって追加情報が必要な場合があります。
STEP4:商品を登録する
管理画面の「商品を登録する」から、商品名、価格、説明文、画像、在庫、送料を入力します。プレビューで確認してから登録しましょう。画像はサイズ感、素材、利用場面が伝わる複数枚を用意すると購入判断を助けられます。
STEP5:ショップデザインを整える
商品やブランドに合うテーマを選び、ロゴ、色、画像、メニューを設定します。「何を販売しているか」「送料はいくらか」「いつ届くか」を迷わず確認できる構成を優先してください。
STEP6:公開前の必須項目を確認する
ショップ公開には、メール認証、特定商取引法に基づく表記、BASEかんたん決済の利用申請、商品1点以上の登録が必要です。公開できないときは、この4項目を順番に確認しましょう。
STEP7:ショップを公開して表示を確認する
「設定」から「ショップ情報」へ進み、ショップ公開状況を有効にして保存します。公開後はスマートフォンとパソコンの両方で、商品ページ、送料、決済、問い合わせ先を購入者の目線で確認してください。
BASEの費用と手数料
スタンダードプランは初期費用と月額費用が0円です。Webショップ経由の一般的な注文では、BASEかんたん決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%が、送料を含む注文金額から差し引かれます。
ただし、Amazon Pay・PayPal・PayPayでは決済手数料が4.6%+40円です。PAY IDアプリ経由には別の料率が適用されます。「合計約6.6%+40円」だけでなく、販売経路と決済方法で異なることを明記しましょう。
売上が増えた場合はグロースプランも比較します。BASE公式ヘルプでは、お得になる月商の目安を約50万円と案内しています。実際の注文単価や決済方法を使って試算してください。
BASE開設で失敗しないための注意点
ショップURLを急いで決めない
開設時に登録したURLはあとから変更できません。ショップ名、SNS名、将来使う独自ドメインとの整合を確認しましょう。
特定商取引法の表示を後回しにしない
販売事業者の情報や返品条件を購入者が確認できる状態にします。入力欄を埋めるだけでなく、自分の販売条件と一致しているか確認してください。
送料と発送日を明確にする
商品説明やショッピングガイドで、配送方法、送料、発送までの日数、返品・交換条件を具体的に示しましょう。
ショップ公開後に行う集客準備
公開しただけでは自動的にアクセスが増えるとは限りません。商品名に購入者が使う言葉を含め、商品説明に素材、サイズ、利用場面、発送条件を書きます。SNSでは商品写真だけでなく、使い方、制作過程、選び方も発信すると信頼につながります。
BASEが向いている人・向いていない人
BASEは、固定費を抑えて小さく販売を始めたい人、専門知識なしで自分で運営したい人に向いています。独自の購入フロー、高度な在庫連携、海外販売、大規模な機能拡張を重視する場合は、Shopifyや独自ECサイトも比較してください。
よくある質問
BASEは本当に無料で始められますか?
スタンダードプランは初期費用・月額費用0円です。ただし、商品が売れたときに決済手数料とサービス利用料がかかります。
ショップURLはあとから変更できますか?
開設時に登録したURLはあとから変更できません。別途取得した独自ドメインは、独自ドメイン Appで設定できます。
ショップを公開できない原因は何ですか?
メール認証、特定商取引法に基づく表記、BASEかんたん決済の利用申請、商品1点以上の登録を確認してください。
まとめ
登録前にショップURL、運営者情報、商品情報、画像、送料を準備し、登録、メール認証、運営情報、決済、商品、デザイン、公開の順に進めると迷いにくくなります。無料で始めやすい一方、売上時の手数料と販売経路ごとの違いは必ず確認してください。


